福岡の見どころをぎゅっと凝縮!オープントップバス
ヨーロッパの観光都市では必ずと言っていいほど見かけた市内の観光スポットをめぐるバスですが、福岡にも「オープントップバス」と言う観光バスがあります。オープントップバスが運行され始めてから興味はあったのですが、「福岡に住んでいるのにわざわざ観光バスに乗るのも・・・」とためらっていました。しかし今回友人が福岡に遊びに来ることになり、いい機会だと思い乗ってみることにしました。
- オープントップバスとは
- 注意点
- 4つの観光コース(うち1つは期間限定)
- 予約方法、乗り方
- おすすめコースに乗ってみました
福岡市内の主要観光スポットを周る観光バスです。西鉄バスが運営しており、年中無休で運行されています。車体はなんと日本初の国産オーダーメイドの2階建バスです。屋根のないオープントップ式で、座席は2階部分のみです。
料金は大人1,570円子供790円ですが、このオープントップバスに乗車すると福岡中心部のバスが乗り放題の一日フリーパスが付いてきます。通常この一日フリーパスは大人で900円の価格になっていますので観光で市内の路線バスを頻繁に利用する場合は実質670円でオープントップバスに乗車できると言う事になります。 またバスの一日フリーパス以外にも観光スポットの入場料の割引など乗車特典がたくさんあります。その他特典の詳細はこちらから確認できます。
午前中にオープントップバスに乗って、乗車後はフリーパスを使いバスで市内を移動すればかなりお得に福岡を観光することができます。
注意点
- 4歳未満は乗車不可
- 決められたスポットでの途中下車は可能だが、再乗車は不可
- 雨天時も乗車中はカサの使用禁止(カッパはOK)
- 電話かインターネットでの予約制(空きがある場合のみ当日券は購入可)
- 出発時刻の20分前には出発場所に到着
- 都市高速を走るコースもあるので帽子、サングラスの紛失に注意
残念ながら4歳未満の子供は安全上の理由からオープントップバスには乗車できません。また週末の便は満席になりやすいので事前に予約しておいた方が無難です。私は予約無しで乗ろうとして当日にカウンターに直接行ったら、最後のチケットで、私達の少し後にカウンターにきた人々は満席で乗ることができませんでした。
4つの観光コース
オープントップバスのコースは全部で4種類あり、所要時間は60分~80分になります。
① 都市高速で海沿を走り、ヤフオクドームや福岡タワーを楽しめるシーサイド ももちコース/1日6便
② 櫛田神社など歴史あふれるポイントをめぐる博多街なかコース/1日2便
③ 夜の福岡空港と福岡一の繁華街中州をめぐる期間限定の福岡きらめき【空港】コース
④ ①のシーサイドももちコースに博多エリアが加わり、福岡の夕景、夜景を楽しむ福岡きらめき【福岡タワー】コース
①②は朝から夕方の時間帯、③④は夜景を楽しむ夜の時間帯になり、③④は1日1便のみの運行です。(③は夏季限定)
※私のおすすめは便数も多く、都市高速にも乗れる①のシーサイドももちコースです。特に天気のいい日には福岡の風を感じることができて気持ちいいですよ!
予約方法、乗り方
こちらの公式サイトからオンラインで予約できます。 オンライン予約後、3日以内に(乗車日まで2日以内の場合は乗車日の前日まで)オンラインでクレジット決済を済ませ、当日は発券カウンターでWEB乗車券かスマホ画面のケータイ乗車券を提示してオープントップバスの乗車券と引き換えをします。決済期限までに支払い処理を完了しないと予約は自動でキャンセルされてしまいますのでご注意ください。
電話予約の場合は 九州高速予約センター(0120-489-939/092-734-2727 営業時間8:00~19:00)で予約ができます。
おすすめの【シーサイドももちコース】に実際乗ってみました
長年住んでいる福岡ですが、オープントップバスの高さ3.2mからの展望は見慣れた福岡の風景とまた違った印象を受けました。特に都市高速は視界が全く違いますし、屋根がないので風をすごく感じました!帽子は飛ばれないように注意してください。夏は直射日光が強いのではないかと心配されるかもしれませんが、車内からミストシャワーが出てきますのでとても快適です。ガイドさんによると、梅雨の時期でも「スプラッシュマウンテンみたいだ~」とお客さんが喜んでいたそうです。ちなみに席が空いていれば迫力満点の一番前か、ガイドのお姉さんに色々と質問できる一番後ろの席がおすすめです。
福岡に来る際はぜひオープントップバス乗ってみてください。1時間ほどで主要な観光スポットを周れるので時間があまり確保できないけれども福岡の雰囲気を味わいたい方にもおすすめです。